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ディズニー作品に隠された問題作や賛否両論となった作品10選

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ウォルト・ディズニーが創り上げた夢と魔法の世界。しかし、時代や文化の変化とともに、一部の作品は問題視されたり、賛否両論を呼ぶ存在となってきました。今回は、そんなディズニー作品の中で議論を巻き起こした作品を10作ピックアップしてご紹介します。


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1. ポカホンタス(1995年)

実在のネイティブ・アメリカン女性を題材にした『ポカホンタス』。しかし物語は大きく脚色され、歴史的事実とかけ離れています。「文化盗用」や「歴史の美化」といった批判の声が先住民コミュニティからも上がり、現在でも議論の対象です。


2. ダンボ(1941年)

『ダンボ』に登場するカラスたちの描写が、アフリカ系アメリカ人に対する人種差別的表現であると批判されています。彼らの喋り方や行動パターンがステレオタイプに基づいており、Disney+では注意喚起が表示されるコンテンツとなっています。


3. ソング・オブ・ザ・サウス(1946年)

『南部の唄』の邦題で知られるこの作品は、長年にわたり「封印作品」となっています。南部の黒人奴隷制度を美化しているとの批判が強く、アメリカ国内でも再上映や配信は行われていません。スプラッシュマウンテンでも流れている主題歌「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」だけが有名となりましたが、本編を観ることは極めて難しい状態です。


4. ピーター・パン(1953年)

愛され続ける名作ですが、ネイティブ・アメリカンを「レッドマン」と呼び、ステレオタイプな描写をしていることが問題視されています。Disney+では年齢制限と注意喚起文が付いており、教育的観点からも論争の対象です。


5. 白雪姫 実写版(2024年公開予定)

実写版白雪姫は、主演にラテン系女優レイチェル・ゼグラーを起用したことや、物語の「王子様に救われる」構図を現代的に変える試みが行われており、伝統的な物語ファンと現代的な価値観支持派の間で賛否が巻き起こっています。


6. リトル・マーメイド 実写版(2023年)

アリエル役に黒人女優ハリー・ベイリーを起用したことにより、世界中で大きな話題となりました。「イメージと違う」という声があった一方で、「架空のキャラクターに人種は関係ない」という多様性支持の声も多く、議論を呼ぶ作品となりました。


7. 美女と野獣 実写版(2017年)

ル・フウというキャラクターがディズニー史上初めてオープンにLGBTQとして描かれたことが話題となりました。一部では称賛されましたが、宗教保守派などから批判もあり、上映中止にした映画館も存在しました。


8. アナと雪の女王2(2019年)

続編である『アナと雪の女王2』では、北欧先住民であるサーミ人の文化を物語に取り入れました。しかし、最初は「文化搾取ではないか」と指摘されました。その後ディズニーは正式にサーミ評議会と契約を結び、文化監修を受ける形で対応しています。


9. エターナルズ(2021年 / マーベル系作品)

ディズニー傘下のマーベルが手掛けた『エターナルズ』は、多国籍・LGBTQ・障がい者など多様性の要素を強調した作品。しかし、「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」過剰という批判も多く、興行収入やレビューで評価が二極化しました。


10. ジャングル・ブック(1967年 / 2016年実写含む)

インドを舞台にしながら、欧米的な視点で物語を再構築したことで「植民地主義を正当化している」と批判されたことがあります。実写版も同様に注意深い描写が求められ、現在ではDisney+での配信時に注意喚起が添えられています。


まとめ

ディズニーは時代に応じて進化し続けていますが、同時に過去の作品や、新たに挑戦した作品が文化的・歴史的な問題に直面することも少なくありません。問題視された作品はディズニーの「反省の歴史」とも言える存在です。一方で、賛否両論を呼ぶ作品は、新しい時代への挑戦とも言えます。

私たちがこれらの作品を楽しむ際には、背景にある文化や歴史を理解し、現代に合った視点を持って鑑賞することが求められます。ディズニー作品は単なるエンタメに留まらず、時代を映す鏡でもあるのです。

この記事の執筆者:くま子
Disneyプラスがやめられないディズニー大好き女子です。以前は千葉県民だったので舞浜に行きやすかったのですが、現在は信州人になったのでディズニーランド&シーへ行こうと思ったら小旅行になってしまいます。
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